薬剤師からの質問の意義

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薬剤師が薬局で患者さんに飲酒の頻度をなぜ聞くのかというと、睡眠薬などの薬は、お酒と一緒に服用すると副作用が表れやすくなるからです。

お酒を多量に飲むと、アルコールの作用によって次第に眠くなるなど、意識の混濁化が起こります。

これは、アルコールが脳の機能を抑えるためです。睡眠薬も同様で、睡眠薬には、脳の機能を抑えることで眠気を引き起こす働きがあります。

つまり、睡眠薬とアルコールを併用すると両方が作用し、脳機能が抑制され過ぎてしまうのです。

こうしたことから、睡眠薬を服用した後の記憶が完全に抜け落ちてしまったり、呼吸機能が抑制されることで呼吸困難に陥ったりすることがあります。

アレルギーの有無も同様です。薬には有効成分以外に添加物も含まれています。

添加物がアレルギーの原因となることがあるため、これまで服用していた薬から他の薬へ切り替えるときには注意が必要です。

例えば添加物として、牛乳アレルギーで問題となる「カゼイン」や、卵アレルギーで重要となる「卵黄レシチン」などが含まれることがあります。

薬を飲む前にこうした食物アレルギーの有無が分かっていれば、薬によるアレルギー問題を回避することができます。

(続く)